Japanese
English
今月の主題 食道静脈瘤の硬化療法
座談会
食道静脈瘤の硬化療法
Conversazione―Endoscopic Injection Sclerotherapy for Esophageal
朱 明義
1
,
河原 清博
2
,
二川 俊二
3
,
矢崎 康幸
4
,
荒川 正博
5
,
並木 正義
6
,
中澤 三郎
7
Masayoshi Namiki
6
,
Saburo Nakazawa
7
1兵庫医科大学・第1外科
2山口大学・第1内科
3順天堂大学・第2外科
4旭川医科大学・第3内科
5久留米大学・第1病理
6旭川医科大学・第3内科
7名古屋大学・第2内科
pp.514-526
発行日 1985年5月25日
Published Date 1985/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109827
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
並木(司会) 食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法,いわゆるinjection sclerotherapyは既に45年前から始められ,いろいろな変遷を経て今日に至りましたが,最近この治療法についての関心が非常に高まり,これを行っている施設も増えてきました.そこで今日は,この問題を座談会で取り上げてみようということになりました.
実際に本法をよくやっておられる先生方として外科2人,内科2人のほかに病理の立場から荒川先生においでいただいております.荒川先生は門脈圧亢進の病態,それに伴う食道静脈瘤について病理の立場から長年研究しておられますので,こういった治療方法がいかなる意義を持つか,またどういう問題点があるか,などをお話し願いたいと思います.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.