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書評「肝硬変と肝腫瘍 集学的診療をめざして」
杉浦 光雄
1
1順天堂大学第2外科
pp.786
発行日 1984年7月25日
Published Date 1984/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109524
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本書をまず手にとってパラパラと数頁をみた.ところが,内容の生き生きしているのに驚いたのも1つであるが,斬新な内容と迫力とで迫ってくるものがあり,興味深く半日かかって読み通させられた.
とにかく,良い内容,良い企画で,時代の先端を行くよりも,更にその先の先取りの感じであり,一気に読み通して飽きないの一語につきる.編集された水戸廸郎教授,瀧野辰郎教授のお2人とは親しくさせていただいているが,あまり親しすぎて,このようなすばらしい企画,編集をなさるのにはまた大変な驚きと心からの尊敬の念を抱かざるを得ない.
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