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編集後記
竹本 忠良
pp.1391
発行日 1972年10月25日
Published Date 1972/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109098
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すぐれた性能をもった食道ファイバースコープあるいは“Panview”ファイバースコープがあいついで出現しているこの頃である.
食道病変に対する消化器病医の関心は高まらざるをえない.もう食道病変の診断と治療を特殊な専門家にだけまかしておいたのでは,早期食道癌の診断も治療もタイミングを失ないかねない時代にきているように思う.食道ファイバースコープの普及度も御本家の日本で外国の1/3ぐらいだと聞いている.
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