今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
症例
症例5 胃角部線状潰瘍に随伴したⅡc+Ⅲ型早期胃癌類似進行癌
酉家 進
1
,
郡 大裕
1
,
川井 啓市
1
1京都府立医科大学第3内科
pp.1041-1043
発行日 1973年8月25日
Published Date 1973/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108587
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〔患者〕藤○隆○ 59歳 男
主訴:空腹時心窩部痛.家族歴および既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:約5~6年前から,時々空腹時心窩部痛を認めていたが,最近痛みが激しくなり,同時に胸やけ・嘔気を伴うようになり,某医を訪れ胃腸透視を受けた結果,胃角部に不整潰瘍を指摘され,本科を受診した.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.