今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
症例
症例16 胃角上部線状潰瘍に随伴したⅡc+Ⅲ型早期胃癌
佐藤 邦夫
1
,
武田 豊
1
,
小沢 良文
1
,
横川 和子
1
,
多田 幸信
2
,
許山 進
2
,
有末 太郎
2
,
佐藤 正伸
2
,
松橋 賢次
3
1岩手医大海藤内科
2岩手県立大船渡病院内科
3岩手県立大船渡病院外科
pp.1074-1076
発行日 1973年8月25日
Published Date 1973/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108609
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〔患者〕64歳 男
主訴:空腹時心窩部痛,嘔気,胸やけ.
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:約1年前より上記症状があり,昭和47年9月上旬より一層症状が増強したので,9月28日某医にて胃X線検査を受け,多発性胃潰瘍といわれ入院した.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.