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今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
座談会
虚血性腸炎の臨床と病理
Panel Discussion―Ischemic Colitis
山城 守也
1
,
水島 和雄
2
,
武藤 徹一郎
3
,
多田 正大
4
,
望月 福治
5
,
八尾 恒良
6
,
渡辺 正俊
7
,
中村 恭一
8
,
武内 俊彦
9
,
信田 重光
10
T. Takeuchi
9
,
S. Shida
10
1東京都養育院附属病院外科
2旭川医科大学第3内科
3東京大学医学部第1外科
4京都第1赤十字病院第3内科
5仙台市医療センター内科
6福岡大学医学部第1内科
7山口大学医学部第1内科
8筑波大学基礎医学系病理
9名古屋市立大学医学部第1内科
10獨協医科大学外科
pp.338-352
発行日 1981年3月25日
Published Date 1981/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107990
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武内(司会) 虚血性,あるいは阻血性と呼ばれる,いわゆる腸管の血行障害をベースとした腸病変については,「胃と腸」14巻5号の“消化管と血管病変”で一度取り上げられています.その後1年余を経て,最近,虚血性腸炎に関する発表も多くなってきていますし,また高齢化社会を迎えて,今後増加してくることも予想されます.今回は,この虚血性腸炎について,皆様方の貴重な経験例から忌憚のない御意見をお聞かせ願えればと考えております.
虚血性腸炎はまだ議論のある病態で,その概念についても,必ずしも一致していません.本誌では既にクローン病などを取り上げており,“腸シリーズ”の1つとして,どう位置づけしていったらよいかということで,この主題が取り上げられました.
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