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海外文献紹介「消化性潰瘍出血に対するレーザー光凝固治療」
伊藤 克昭
1
1愛知県がんセンター内視鏡部
pp.304
発行日 1988年3月25日
Published Date 1988/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107962
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Laser photocoagulation for the treatment of peptic-ulcer bleeding: Krejs GJ, et al(N Engl J Med 316: 1618-1621, 1987)
消化性潰瘍は上部消化管出血の原因として重要であり,その再出血による死亡率は高い.Nd: YAGレーザーが急性出血の止血と再出血を防止しうる手段として,全米で350台以上の装置が売られている.凝血塊や露出血管などの最近の出血を示唆する所見を有する潰瘍は再出血の危険性が高いと考えられているが,レーザーでこのような症例での再出血率は著しく減少していると報告されてきている.
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