--------------------
海外文献紹介「喫煙はヒスタミンH2受容体拮抗剤の胃内酸度への効果を妨げるか?」
小林 世美
1
1愛知県がんセンター消化器内科
pp.82
発行日 1988年1月25日
Published Date 1988/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107805
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
Does smoking interfere with the effect of histamine H2-receptor antagonists on intragastric acidity in man?: Bauerfeind P, et al(Gut 28: 549-556, 1987)
喫煙は消化性潰瘍の治癒に対して不利な影響を及ぼす.十二指腸潰瘍では治癒を遅らせ再燃の原因となりヒスタミンH2受容体拮抗剤の効果を減弱させることが報告されているし,おそらく胃潰瘍でも同様な影響を与えるだろうと言われる.しかしその作用機序はわかっていない.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.