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編集後記
白壁 彦夫
pp.1083
発行日 1976年8月25日
Published Date 1976/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107416
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潰瘍性大腸炎の古典とともにあった長老には混迷がある.X線と内視鏡の診断の進歩に,安易な妥協の風も感じられる.
X線と内視鏡は,どちらがよいか,の議論も,どうせ胃のときと同じだろう.適応もなにもあったものではない.何でもかんでも,というのが神風的日本式な独特の手法というものである.しばらくは,内視鏡学会のためにも討議は続くだろう.
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