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編集後記
白壁 彦夫
pp.472
発行日 1995年2月26日
Published Date 1995/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105365
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早期食道癌の学の将来とは?を日々求めてきた.すでに模索の時を経た.それは急速に近代化した内視鏡診断のおかげである.いま指標となるべき視点の結実をみている.世論も味方してくれている.その諸論文を本誌は提供している.存分に論じた誌である.洞察や妙味が展開されている.胃や大腸とは一味,違う食道早期癌の素顔を描出したものだと思う.胃や大腸と同じに扱うと不条理な考えになるぞともいっている.
長い間,吐息をついてきたいま,啖呵をきる思いが誌上にみなぎっている.釈然としなかったことが常軌となっている.読者には歴然と見えるであろう.
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