Japanese
English
Topics
切除不能悪性胆管狭窄に対するPTBEと抗癌剤局注療法
PTBE and ADR Injection Therapy
須山 正文
1
,
有山 襄
1
,
小川 薫
1
,
長岩 治郎
1
,
藤井 大吾
1
Masafumi Suyama
1
1順天堂大学医学部消化器内科
pp.762-763
発行日 1989年7月25日
Published Date 1989/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106503
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はじめに
閉塞性黄疸の診断および治療に経皮経肝胆管ドレナージ(以下PTCD)は必要である.しかし,PTCDは外瘻であるためチューブ逸脱の可能性があり体動は制限されていた.したがって,一度PTCDを行うと切除するかあるいは手術的に内瘻化しなければ家庭復帰することは困難であった.われわれは切除不能と診断した悪性胆管狭窄例にPTCDを利用して完全内瘻化(以下PTBE)を行ってきた.また,胆道癌にPTCDチューブを利用して抗癌剤の局注療法を行った.成績と問題点について述べる.
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