今月の主題 肝硬変と肝癌
肝癌の診断
肝細胞癌の血管造影診断
有山 襄
1
,
須山 正文
1
,
小川 薫
1
,
猪狩 功遺
1
,
長岩 治郎
1
,
藤井 大吾
1
1順天堂大学医学部・消化器内科
pp.1598-1601
発行日 1987年9月10日
Published Date 1987/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221095
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肝細胞癌(HCC)は腫瘍血管が豊富で,血管造影では腫瘍濃染像としてみられるので小さなものまで診断できる.血管造影はHCCの診断と同時に抗癌剤動注,動脈塞栓術などの治療ができる利点がある.Digital subtraction angiography(DSA),細いhigh flow catheter,非イオン性造影剤の開発によって血管造影の施行が容易になった.
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