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今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
座談会
早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
Conversazione―Macroscopic Classification of Early Colorectal Cancer and Its Controversy
加藤 洋
1
,
味岡 洋一
2
,
田中 信治
3
,
津田 純郎
4
,
鶴田 修
5
,
藤井 隆広
6
,
工藤 進栄
7
,
丸山 雅一
8
,
斉藤 裕輔
9
,
渕上 忠彦
10
,
下田 忠和
11
Tadahiko Fuchigami
10
,
Tadakazu Shimoda
11
1癌研究会癌研究所病理
2新潟大学医学部第1病理
3広島大学医学部光学医療診療部
4福岡大学筑紫病院消化器科
5久留米大学医学部第2内科
6国立がんセンター中央病院内視鏡部
7秋田赤十字病院胃腸センター
8早期胃癌検診協会
9旭川医科大学第3内科
10松山赤十字病院消化器科
11国立がんセンター中央病院臨床検査部
pp.1500-1532
発行日 2000年11月25日
Published Date 2000/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104915
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渕上(司会) 昨年の1月号「Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点」(胃と腸34巻1号,1999)で,いかに各施設,各個人によって肉眼分類がばらついているか,要するに共通の基盤に立っていないということが明らかになりましたので,今回はこれができるだけ統一できないかということで,座談会を開かせていただきます.具体的な症例検討は34巻1号で提示された症例を使います.
先生方ご存じのごとく,早期大腸癌の肉眼分類,大腸癌取扱い規約の分類は,早期胃癌の肉眼分類が準用されたものです.下田先生が「早期胃癌の肉眼分類の再検討」(胃と腸11巻1号,1976)が今回と同様の目的で企画されたときに携わっておられますので,下田先生からその経緯を簡単に述べていただきます.
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