特集 消化管ポリポーシス2000
総論
消化管ポリポーシスの日本における現状
岩間 毅夫
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院
キーワード:
家族性大腸腺腫症
,
Peutz-Jeghers症候群
,
若年性ポリポーシス
,
Turcot症候群
,
Cowden病
Keyword:
家族性大腸腺腫症
,
Peutz-Jeghers症候群
,
若年性ポリポーシス
,
Turcot症候群
,
Cowden病
pp.261-266
発行日 2000年2月26日
Published Date 2000/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104802
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要旨 消化管ポリポーシスの日本における現状について,主な疾患を取り上げて概説した.若干の遺伝に関する用語の定義と,遺伝性疾患についての情報源を示した.治療においては個別化,低侵襲,機能温存,および長期追跡と支援の方向にある.ポリポーシスの診断と治療において日本の果たした役割が大きかったことが示された.しかし今後は出した結果が世界から直ちに評価を受けるような方向に研究を企画進展させることが望まれる.
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