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書評「腹腔鏡下大腸手術―アプローチ&スタンダードテクニック」
白水 和雄
1
1久留米大外科学
pp.1582
発行日 2002年11月25日
Published Date 2002/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104595
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腹腔鏡下大腸切除術が施行されるようになってから,欧米では11年,本邦では9年の年月が経過し,腹腔鏡下手術は大腸の良性疾患のみならず悪性疾患に対する手術にも欠くことができない低侵襲手術術式として定着してきている.腹腔鏡下手術を行うことにより,術創が小さく,術後の疼痛が少なく,また術後の癒着性イレウスが少ない特徴もある.
腹腔鏡下大腸切除研究会編集の「腹腔鏡下大腸手術一アプローチ&スタンダードテクニック」は,大腸癌に対する腹腔鏡下大腸切除術式の手技を標準化することを目的として,わが国におけるこの領域のエキスパートによって共同執筆された単行書である.
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