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編集後記
小山 恒男
pp.934
発行日 2003年5月25日
Published Date 2003/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104373
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X線診断学の衰退が叫ばれて久しい.内視鏡はカラーで一見綺麗だ.バイオプシーを採取することもできる.大がかりな装置も不要で,被曝もない.つい,X線検査がおろそかになる.しかし,本号の力作を見ていただきたい.達人が撮影したX線写真ほど,雄弁にその有用性を語るものはない.“百聞は一見にしかず"である.
いきなり,この域に達することは不可能である.しかし,目標は高いほうが挑戦しがいがある.若い読者達がX線診断の有用性,奥深さを実感し,この域に到達したいと思っていただければ幸いである.
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