Japanese
English
今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討
座談会
食道dysplasia―今,どう考えるか
Conversazione―What is Esophageal Dysplasia at ALL ?: Recent Concept
板橋 正幸
1,2
,
柳澤 昭夫
3
,
田久保 海誉
4
,
渡辺 英伸
5
,
下田 忠和
6
,
海上 雅光
7
,
大倉 康男
8
,
遠藤 光夫
9
,
細井 董三
10
,
幕内 博康
11
,
石黒 信吾
12
Hiroyasu Makuuchi
11
,
Shingo Ishiguro
12
1茨城県立中央病院
2県立がんセンター・病理
3癌研究会癌研究所・病理
4東京都老人総合研究所・臨床病理
5新潟大学・第1病理
6国立がんセンター中央病院・病理
7わたり病院・病理
8東京都がん検診センター・病理
9東京医科歯科大学・第1外科
10多摩がん検診センター・消化器科
11東海大学・第2外科
12大阪府立成人病センター・病理
pp.762-778
発行日 1996年5月25日
Published Date 1996/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104153
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
幕内(司会) 本日はお忙しいところ,お集まりいただきありがとうございます.“食道dysplasiaを考える”という題で座談会をさせていただくわけです.石黒信吾先生と幕内博康が司会をさせていただきます.
食道のdysplasiaに関しては,食道色素研究会で過去3回取り上げられており,最初が第10回の1982年,“食道異型上皮の診断基準”というテーマで岡川和弘先生がなさいました.第2回目が第21回の1989年に西澤護先生がdysplasiaを中心とする“ルゴール染色不染の非癌性病変について”,そして第3回目が第33回の1995年,“食道dysplasiaを考える”というテーマで,石黒信吾先生がまとめられました.その間食道dysplasiaに関する概念も歴史的にだいぶ変わってきていると思います.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.