特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語
a.検査・治療手技用語
内視鏡的乳頭括約筋切開術,乳頭切開術(endoscopic sphincterotomy,papillotomy)
小越 和栄
1
1県立がんセンター新潟病院内科
pp.309-310
発行日 1996年2月26日
Published Date 1996/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103983
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本法はKawaiら1),相馬ら2),Classenら3),によって始められた方法で,ERCPの手技から発展し,内視鏡的に十二指腸乳頭開口部を切開する方法である.主に胆管結石の除去を目的とするが,最近では内視鏡胆道ドレナージや膵炎などの治療,更に良性乳頭狭窄の解除などの目的で行われる場合もある.
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