学会印象記
DDW-Japan 2001(第9回日本消化器関連学会週間)―大腸に関するテーマを中心に
為我井 芳郎
1
,
工藤 進英
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
pp.86
発行日 2002年1月25日
Published Date 2002/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103410
- 有料閲覧
- 文献概要
初秋の2001年10月17日(水)から20日(土)の4日間にわたり,国立京都国際会館ならびに宝ヶ池プリンスホテルにおいてDDW-Japan 2001が開催された.会場周辺の山々や公園では紅葉がはじまり,また天候に恵まれたことも幸いし穏やかな学会日和となった.参加者の総数は13,099名(海外留学生:29名)で,盛況ぶりを反映した.第62回日本消化器内視鏡学会総会(会長:慶應義塾大学外科 北島政樹教授)は,日本消化器病学会,日本肝臓学会とともに基幹学会として18日(木)から20日(土)の3日間にわたって催された.
内視鏡学会初日の10月18日,第1会場において北島政樹会長による「21世紀おける早期消化器癌に対する新しい戦略」と題した講演が行われた.会場は約2,000名が参加して満席状態で,北島会長は会員を前に医学と工学の癒合した21世紀の内視鏡学をスライドとビデオで鮮烈に呈示された.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.