特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
総論
ルーチン検査でわかる消化管疾患とその所見
2.体外式腹部超音波検査
2)炎症,その他
湯浅 肇
1
1天竜厚生会診療所
キーワード:
消化管疾患の超音波検査
,
腸管の壁肥厚
,
腸管の拡張
,
潰瘍性病変の超音波像
,
腸間膜肥厚
Keyword:
消化管疾患の超音波検査
,
腸管の壁肥厚
,
腸管の拡張
,
潰瘍性病変の超音波像
,
腸間膜肥厚
pp.263-272
発行日 1999年2月26日
Published Date 1999/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102973
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要旨 超音波検査で消化管疾患をチェックするには,①腸管壁の肥厚,②腸管の拡張,③腸問膜の肥厚,④リンパ節の腫大などに着目する.特に腸管壁の肥厚のある部位は必ず病巣と考えてよい点から,この壁肥厚の性状(層構造の存在と破壊,潰瘍性病変の存在)とその分布を検討することで診断を推理することができる.今回は壁肥厚を伴う潰瘍性病変について症例を呈示して解説した.
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