今月の主題 腹部エコーToday
腹腔内臓器における腹部エコー法の役割
腸管の炎症性疾患(急性虫垂炎,大腸憩室炎,腸炎,Crohn病など)
湯浅 肇
1
1天竜厚生会診療所
pp.1570-1579
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909398
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ポイント
●腸疾患の超音波検査は,有症状のときに行うのが最適である.
●腸疾患の考えかたは,まず腸管の壁が肥厚しているのか拡張しているのかを区別することから始める.
●腸疾患の診断は,①超音波像の分析,②病巣の分布状態,③超音波像の経時的変化,④現病歴の4点に着目して疾患を推理する.
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