Japanese
English
今月の症例
1.内視鏡的腫瘍部分切除によって術前正診が得られた直腸原発stromal tumorの1例
I. Primary Rectosigmoid Stromal tumor, Report of a Case
池端 敦
1
,
加賀 誠司
1
,
三浦 達也
1
,
村上 晶彦
1
,
北川 正基
1
,
加藤 隆幸
1
,
小野 満
1
,
冨地 信和
2
,
佐藤 勉
2
,
小野 貞英
2
Atsushi Ikehata
1
1岩手県立中央病院消化器センター内科
2岩手県立中央病院病理診断センター
pp.6-9
発行日 1999年1月25日
Published Date 1999/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102911
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〔患者〕65歳,女性.1993年3月ごろから肛門痛が出現し,同年4月他院において直腸粘膜下腫瘍を指摘された.手術を勧められたが拒否し,そのまま放置していた.肛門痛の増強と血便出現のため1994年4月に当科を受診し,精査治療のため入院となった.
〔注腸造影所見〕直腸前左壁中心に,径7cm大の表面平滑な隆起性病変が存在し,表面の一部にバリウムの溜まりが認められた(Fig.1a, b).
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