Japanese
English
臨床報告・1
十二指腸原発gastrointestinal stromal tumorの1切除例
Gastrointestinal stromal tumor of the duodenum:A case report
旭吉 雅秀
1
,
千々岩 一男
1
,
江藤 忠明
1
,
大内田 次郎
1
,
佛坂 正幸
1
,
甲斐 真弘
1
Masahide Hiyoshi
1
1宮崎大学医学部第1外科
キーワード:
gastrointestinal stromal tumor(GIST)
,
十二指腸
,
KIT
Keyword:
gastrointestinal stromal tumor(GIST)
,
十二指腸
,
KIT
pp.1435-1439
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100256
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はじめに
Gastrointestinal stromal tumor(以下,GIST)は消化管の間葉系腫瘍であり,発生部位としては胃が60~70%と多数を占め,ついで小腸が20~25%で,そのうち十二指腸での発生は4%と稀である1).その治療は外科的切除が第一選択であるが,解剖学的特徴からさまざまな術式が選択されている.
今回われわれは,膵内分泌腫瘍との鑑別を要した腫瘍で,診断に超音波内視鏡検査と生検が有用であった十二指腸原発のGISTの1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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