Japanese
English
今月の主題 大腸sm癌の治療
主題
リンパ節転移陽性大腸sm癌
Clinicopathological Characteristics of Submucosal Carcinoma of the Large Bowel with Lymph Node Metastases
畠山 勝義
1
,
岡本 春彦
1
,
須田 武保
1
,
下田 聡
1
,
武藤 輝一
1
,
石川 裕之
2
,
味岡 洋一
2
Katsuyoshi Hatakeyama
1
1新潟大学医学部第1外科
2新潟大学医学部第1病理
キーワード:
大腸sm癌
,
浸潤度分類
,
内分泌細胞癌
Keyword:
大腸sm癌
,
浸潤度分類
,
内分泌細胞癌
pp.889-892
発行日 1991年8月25日
Published Date 1991/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102610
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要旨 リンパ節転移陽性の大腸sm癌の2症例とリンパ節転移陽性大腸sm内分泌細胞癌の1症例を呈示した.現在転移を伴う大腸sm癌の形態的特徴に未だ明確なものは報告されていない.教室ではsm浸潤度分類1)や更に効率よく転移の危険性を判定するために深部浸潤面積や浸潤面積比2)から検討しているので紹介した.しかし,これらはいずれも光顕的判定であり,肉眼的所見の特徴からのものではない.原発巣が比較的小さくsmにとどまっていても予後不良な内分泌細胞癌症例も報告した.
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