Japanese
English
今月の主題 大腸sm癌の治療
主題
転移陽性大腸sm癌の形態的特徴
Clinicopathological Characteristics of Submucosal Carcinoma of the Large Bowel with Lymph Node Metastases
太田 博俊
1
,
上野 雅資
1
,
関 誠
1
,
西 満正
1
,
丸山 雅一
2
,
坂谷 新
2
,
小泉 浩一
2
,
柳沢 昭夫
3
,
加藤 洋
3
Hirotoshi Oota
1
1癌研究会付属病院外科
2癌研究会付属病院内科
3癌研究会付属病院病理
キーワード:
大腸sm癌
,
リンパ節転移
,
肉眼形態
,
sm亜分類
Keyword:
大腸sm癌
,
リンパ節転移
,
肉眼形態
,
sm亜分類
pp.901-904
発行日 1991年8月25日
Published Date 1991/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102615
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要旨 転移陽性大腸sm癌の形態的特徴について検討した.sm癌のリンパ節転移陽性率は10%(12例)である.肉眼型ではⅠs型が12.1%,Ⅱa+Ⅱc型では15.2%と多く,長径は20mm以上が多く,12例中8例を占めていた.深達度smを3型(sm1,sm2,sm3)に亜分類すると,sm1はリンパ節転移陰性であり,sm2は16.7%,sm3は17.2%と高いリンパ節転移率を示した.また,sm2やsm3の深達度を示すものはⅠs型やⅡa+Ⅱc型が多かった.
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