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編集後記
小山 恒男
pp.1795-1796
発行日 2009年10月25日
Published Date 2009/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101791
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2009年9月の本誌編集委員会で,“編集後記を充実させたほうがよい”いう方針が確認された.この方針を踏まえ,「胃と腸」誌の食道担当編集委員として本編集後記を記載する.
本号企画のねらい:X線や内視鏡の高画質,image enhanced endoscopyの開発により,微小病変の発見が増加してきた.では,通常観察のみで食道小癌の診断はどの程度可能なのか.NBI(narrow band imaging)やFICE(Fuji Intelligent Color Enhancement)はどの程度診断に寄与するのか.内視鏡,X線,超音波内視鏡による小癌深達度診断の成績はどの程度なのか.また,今回の規約改定で登場したIN(intraepithelial neoplasia)とは,そもそもどのような病態なのか.これらの問題点を明らかにするために,門馬久美子,八尾隆史と著者の3名で本号を立案し,編集委員会で検討した.
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