消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔早期胃癌研究会における提示の基本〕スライドの作成法
細川 治
1
1福井県立病院外科
pp.744-747
発行日 2003年4月25日
Published Date 2003/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100868
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はじめに
X線検査や内視鏡検査,超音波内視鏡検査などで鮮明な画像,切除標本との対応が十分な画像が得られても,それをスライドに転写するのも技術を要する作業である.写真室が設置されていたり,写真技師が配属されていたりする施設は少数であり,大半の施設ではスライド写真の作成に困惑していることが多い.これまで右往左往しながらスライド作成を行ってきた経験を踏まえて,その作成方法を披露したい.しかし,DRのX線写真やJPEG化された内視鏡写真などのように,既に画像が電子媒体上にあるものは,画像処理ソフトを用いて,それらを貼り付ければよいだけなので,従来のフィルムからの作成方法を述べる.
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