早期胃癌研究会
2003年1月の例会から
多田 正大
1
1多田消化器クリニック
pp.748-749
発行日 2003年4月25日
Published Date 2003/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100869
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2003年1月の早期胃癌研究会は1月15日(水)に東商ホールで開催された.司会は多田正大(多田消化器クリニック)が担当した.
例会に先立って,前月に大阪鉄道病院消化器科から提示のあった症例(大腸から回腸終末部にかけて多発する印環細胞癌)について,清水誠治からX線と内視鏡所見の対比,および文献的考察が紹介された.本例は8年前に胃の印環細胞癌で手術がされており,リンパ流に逆行して大腸に多発性に転移した教訓的な症例であった.
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