今月の主題 免疫学の理解とその臨床
免疫疾患のトピックス
サイトカインと癌治療
小林 正伸
1
,
藏満 保宏
1
1北海道大学医学部癌研究施設病理
pp.551-553
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910207
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ポイント
●インターフェロン,腫瘍壊死因子,インターロイキン-1は直接の抗腫瘍効果を示す.
●インターロイキン-2,インターフェロン,インターロイキン-12などは抗腫瘍免疫エフェクターを活性化して抗腫瘍効果を示す.
●コロニー刺激因子は抗癌剤の副作用である白血球減少を防止できる.
●インターロイキンの投与はサイトカインネットワークを動かし,生体内での二次的なサイトカイン産生を誘導する.
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