増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
内分泌学的検査
副腎
尿中VMA(尿中バニリルマンデル酸)
中西 正
1
,
西村 眞人
1
,
吉村 學
1
1京都府立医科大学臨床検査医学
pp.406-407
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909877
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検査の目的・意義
バニリルマンデル酸(vanillyl mandelic acid:VMA)はカテコールアミン(CA),特にノルアドレナリン(NA)およびアドレナリン(A)の最終代謝産物で,尿中に排泄され,比較的安定な物質で測定が容易である,CA産生腫瘍(褐色細胞腫や交感神経芽細胞腫)の診断と治療効果の判定,さらには再発の有無を知るうえで検査上有用である.
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