増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
内分泌学的検査
下垂体
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)
新谷 保実
1
,
齋藤 史郎
1
1徳島大学医学部第1内科
pp.366-367
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909862
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検査の目的・意義
ACTH(adrenocorticotropic hormone,副腎皮質刺激ホルモン)は39個のアミノ酸からなるポリペプチドで,下垂体前葉から分泌され,副腎皮質からのステロイド分泌を促進する.血漿ACTH濃度は下垂体からのACTH分泌能を反映し,その測定は視床下部・下垂体・副腎皮質系の疾患の診断と病態の解明に不可欠である.
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