今月の主題 内分泌疾患の検査
下垂体前葉ホルモン系
ホルモンの基礎値
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)
蔭山 和則
1
,
須田 俊宏
1
1弘前大学医学部第3内科
pp.2251-2253
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905789
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ポイント
●ACTH分泌には,日内変動,ストレスおよびネガティブフィードバックの三大調節因子が重要な役割を果たしている.よって,これらの変化を考慮したうえで検査を行い,結果を評価する必要がある.
●Cushing病は,CRH試験,大量デキサメサゾン抑制試験,さらに下垂体MRIを行うことにより診断率は約80%となる.
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