CPC
消化器症状で発症し,心タンポナーデを合併して死亡した急性心筋梗塞の症例
金 國鐘
1
,
内山 富士雄
1
,
亀井 徹正
1
,
六倉 俊哉
1
,
塚本 玲三
1
,
竹原 栄一
2
,
梅田 智子
2
,
柿沼 由彦
2
,
水野 徳行
2
,
小沼 正和
2
,
縣 陽太郎
3
,
鈴木 隆夫
4
,
渡 雅文
1
1茅ケ崎徳洲会総合病院内科
2茅ケ崎徳洲会総合病院研修医
3茅ケ崎徳洲会総合病院小児科
4茅ケ崎徳洲会総合病院病理
pp.338-345
発行日 1990年2月10日
Published Date 1990/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909505
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症例
症例 70歳,女性
現病歴 生来健康で著患を知らない.昭和63年12月18日,昼食後,嘔気があり,一度嘔吐したが,その後は症状がなかった.同19日,何となく気分不快感があり覚醒したが,その後は特に症状がないので再び入眠し,朝の起床時も特に症状はなかった.しかし,前日の気分不快感が気になり,かかり付けの近医を受診し,心電図上,急性心筋梗塞の所見があるとのことで当院を紹介され,救急車にて12時28分に来院し,入院となった.
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