今月の主題 消化器診療のcontroversy
胃・十二指腸疾患
胃癌の免疫・化学療法は有用か?
島田 安博
1
1国立がんセンター・内科
pp.226-227
発行日 1990年2月10日
Published Date 1990/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909475
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胃癌の治療は,わが国において,レントゲン・内視鏡診断の進歩と優れた外科切除術の確立によりすばらしい発展を遂げた分野である.
一方,切除不能例,遠隔転移例,術後再発例など進行胃癌に対する化学療法は未だ標準的治療法がなく,これらの症例の予後の改善は認められていない.
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