今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患
画像でせまる呼吸器疾患
その他の肺疾患
肺気腫
小場 弘之
1
,
菅谷 文子
1
,
今 勇人
1
1手稲渓仁会病院呼吸器内科
pp.1950-1952
発行日 2002年11月10日
Published Date 2002/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909156
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ポイント
肺気腫の胸部単純X線像における主な所見は,肺の過膨張所見と心血管系の変化であり,肺容積の増加,肺野透過性の亢進,肺末梢血管影の減少・狭小化として認められる.
胸部CTでは気腫病変は低吸収域(LAA)として描出され,肺気腫のsubtypeにより形状,分布に特徴を有する.
CTを用いることにより,早期から進行した肺気腫まで確実な形態診断が可能である.
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