今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療
肺紋理減少状態
肺気腫
松本 浩平
1
,
高木 健三
1名古屋大学医学部・第2内科
pp.1447-1449
発行日 1992年8月10日
Published Date 1992/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901642
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ポイント
1)胸部単純X線写真は,肺機能検査とともに肺気腫に対するスクリーニング検査として重要である.
2)鑑別に苦慮する症例には,選択的肺胞気管支造影法や胸部CTが診断に有効である.
3)治療法に根本的なものはないが,禁煙の徹底の上,症状に応じた薬物療法,理学療法,日常生活の指導を行う.
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