今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
C型肝炎 治療法の選択と一般医の役割
ASTとALTをどう評価するか
中田 良
1
1日本赤十字病院医療センター消化器内科
pp.1680-1682
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908894
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ポイント
AST・ALTは肝細胞に含まれる酵素である.ASTは他臓器(心筋など)性の場合もあるが,ALTは肝特異性が高い.
AST・ALTの血清内半減期の違いから,その値の程度と変化より,急性期,回復期,増悪期などの判断が可能である.
AST・ALTの肝細胞内の局在により,肝細胞の傷害部位を予測し,原因を想像することが可能である.
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