今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
C型肝炎 治療法の選択と一般医の役割
治療薬の種類と基本的な選択
堀池 典生
1
,
恩地 森一
1
1愛媛大学医学部第3内科
pp.1678-1679
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908893
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ポイント
C型慢性肝炎の治療にあたり,HCVを排除するか,ALTをコントロールするか,目標を明確にする.
インターフェロン(IFN)の適応は,肝生検組織像がF2,F3あるいは活動性の高いF1である.リバビリンとの併用療法の適応は,IFN治療難治例および再投与例である.
一般肝庇護療法の適応は,IFN療法不能例および無効例である.ALT 50単位以下を目標とする.
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