今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
B型・C型肝炎の診断・検査
専門医がすすめる肝癌スクリーニングの画像検査プラン
伊東 和樹
1,2
1肝臓病・子育てよろず相談伊東クリニック
2静岡県立総合病院消化器科
pp.1670-1672
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908891
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ポイント
各画像検査法の特長を理解して使い分ける.
初診時に,体型などからエコーが有効な患者かどうかを判定するとともに,症例のF-ステージを同定する.慢性肝炎後期以降なら,肝癌除外のワーク・アップが必須.
症例の発癌リスクに応じて設定した検査を終生にわたり継続し,画像・腫瘍マーカーいずれか1つでも陽性所見を認めたら,「肝癌疑診」例として専門医に紹介する.
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