今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
B型・C型肝炎の診断・検査
専門医がすすめる肝癌スクリーニングの血液検査プラン
村島 直哉
1
,
中山 聡
1
1三宿病院消化器科
pp.1667-1669
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908890
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ポイント
▶肝癌の確定となる画像診断をオーダーする重みづけとして,腫瘍マーカーであるAFP・AFP-L3分画・PIVKA-IIがある.
▶高リスク症例には上記すべての検査を月1回,通常の肝疾患では交代に月1回ずつ行う.
▶これらのマーカーは,絶対値ではなく,上昇傾向を捉えることが重要である.
▶高リスクは,γ-GTP高値・高齢・食道静脈瘤・肝癌の既往なども考慮して判定する.
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