今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
血管疾患診断へのアプローチ
X線CTによる画像診断
渡辺 滋
1
1うたせメディカルクリニック
pp.1478-1480
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908848
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ポイント
体軸横断面における血管の解剖学的構造(位置と大きさ)を知っておくことが大切である.
動脈瘤,肺動脈血栓,大動脈硬化,冠動脈石灰化,大血管の先天異常などの診断に有用性が高い.
大動脈瘤の破裂や大動脈解離の急性期の診断に造影CTが有用である.
末梢動脈の狭窄の診断には造影3次元構築像が有用である.
冠動脈石灰化は冠動脈狭窄のスクリーニングにも利用される.
肺動脈血栓の診断と血栓溶解療法の効果判断に造影CTが利用される.
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