今月の主題 膵と胆道疾患
画像診断法とその限界
X線CTスキャンニング
木下 文雄
1
,
前川 全
1
Fumio KINOSHITA
1
,
Akira MAEKAWA
1
1東京都立大久保病院・放射線科
pp.1363-1365
発行日 1980年9月10日
Published Date 1980/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216669
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膵疾患
膵についてCTで得られる情報の主なものは,①体軸横断面での膵の位置,形態を知る,②形態,density(X線吸収度)の変化から膵腫瘍の有無を知る,③膵腫瘍の位置,大きさ,形態を知る,④腫瘍が充実性か,嚢胞性かをdensityから判別しうる,⑤膵または膵周囲の石灰化の有無,位置を知りうる,などである.
このような情報を利用し,膵癌,膵嚢胞,慢性膵炎の診断に結びつける.
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