今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
いつ,どのように内分泌疾患を疑うか?
いつ,どのように性腺疾患を疑うか
藤枝 憲二
1
1旭川医科大学小児科
pp.1286-1289
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908805
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
性腺疾患は生命にかかわる疾病ではないため,患者自身が自覚して受診することはあまり多くはない.したがって他の訴えで外来を受診した際,あるいは学校の内科検診などでピックアップすることが大切となる.この際,正常な二次性徴の発達年齢を熟知しておくことが重要で,年齢不相応に二次性徴の発達が早かったりあるいは遅かったりしたら,性腺疾患の疑いをもって診断・検査を行う.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.