今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
いつ,どのように内分泌疾患を疑うか?
いつ,どのように副腎疾患を疑うか
宮地 幸隆
1
1東邦大学医学部第1内科
pp.1284-1285
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908804
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ポイント
臨床的に明らかに副腎疾患が疑われる場合,各疾患の特徴的な症状から各疾患に応じた内分泌学的検査を行う.
臨床的には明らかではないが副腎ホルモン分泌が正常でないことが疑われる場合,各疾患でみられる一般検査や非特異的な症状も考慮して内分泌学的検査を行う.
他の検査などで偶然見つかる副腎疾患としては,超音波検査やCTスキャンなどにより偶然発見される無症状の副腎偶発腫瘍があり,副腎疾患のなかでは最も頻度が高い.
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