今月の主題 わかりやすい不整脈診療
治療の適応
徐脈性不整脈におけるペースメーカー適応決定の手順
今井 忍
1,2
,
永島 正明
1,2
,
八木 洋
1,2
1日本大学医学部内科学講座内科2
2駿河台日本大学病院循環器科
pp.1130-1133
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908771
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ポイント
洞不全症候群は一過性に洞性徐脈性不整脈が出現する場合があり,徐脈と臨床症状の関連の有無を確認することが重要となる.
症状を伴う房室ブロックはペースメーカー植え込みの適応であるが,無症状でもブロック部位がHis束以下であれば植え込み適応となる.
過敏性頸動脈洞症候群/神経調節性失神において,心抑制型はペースメーカー植え込みの適応となることがある.
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