プライマリケアにおけるShared Care—尿失禁患者のマネジメント・9
治療—行動療法・電気刺激法ほか
田中 純子
1
1日本看護協会看護研究学校WOC看護学科
pp.1058-1061
発行日 2002年6月10日
Published Date 2002/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908757
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行動療法
1.腹圧性尿失禁に対する行動療法
1)骨盤底筋訓練法
骨盤底筋訓練(pelvic floor Muscle training)は,米国のKegelが1948年に提唱した腹圧性尿失禁の代表的な治療方法で,日本においても広く用いられている.
尿道括約筋を含む恥骨尾骨筋を繰り返し随意に収縮/弛緩させることにより,骨盤底筋力を増強させ,尿失禁を防止または軽減させる.
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