今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ
院内感染症の代表的な起因菌とその治療法—MRSA,緑膿菌,ほか
源河 いくみ
1
1国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター
pp.113-115
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907972
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ポイント
院内感染で問題となる菌は多剤耐性菌が多いが,すべてが感染を起こしているわけではない.コロナイゼーションしているだけの場合は治療の対象とはならない.
治療は抗菌薬の投与と同時にカテーテルの抜去,ドレナージなどの感染巣のコントロールも重要である.
院内感染を増やさないためのスタンダードプリコーションの実行や抗菌薬の適正使用が重要である.
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