今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ
稀だが一刻を争う細菌感染症
清水 可方
1
1国保旭中央病院麻酔科
pp.116-117
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907973
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ポイント
外毒素が関与する菌による敗血症性ショックはグラム陽性菌(黄色ブドウ球菌,連鎖球菌,肺炎球菌)およびグラム陰性菌(Vibrio属)の両者で発症する.症例の多くはcompromisedhostで,突発的に発症することが多い.起炎菌の早期同定には検体のグラム染色下検鏡および凝集反応が必須である.
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