今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら
糖尿病の患者を受け持ったらどうアプローチするか
腎合併症を把握する
羽田 勝計
1
1滋賀医科大学第3内科
pp.1890-1892
発行日 1998年11月10日
Published Date 1998/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907208
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ポイント
●糖尿病性腎症の病期,病態を把握するためには,尿中アルブミン排泄量,尿蛋白量,糸球体濾過値(GFR)の測定が必要である.
●尿中アルブミン排泄量の増加(微量アルブミン尿)をきたす病期が早期腎症期と呼ばれている.
●尿中アルブミン排泄量の日差変動は極めて大きいため,1回の採尿のみで診断することは危険であり,複数回の採尿が必須である.
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