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MEDICAL CHAT
須田 光明
1
1須田医療研究戸
pp.138
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907077
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1.高齢者本人に眠剤管理を任せるな
75歳男性,7年前SAH+V-Pシャント.20年前より肺気腫.ある朝昏睡状態で搬送.両側縮瞳.Flaccid.脳CT,EKG,CXR,血液ガス,CBC,血液生化学,TSHに新たな異常なし.IVH管理で経過観察とす.3日後覚醒し歩きだそうとす.問診にて不眠日が持続し搬送前夜ハルシオン7mg1度に服用したと判明.昼食も平らげ,素知らぬ顔で独歩退院す.
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